こんなに種類があった、日本にある様々な工事

さく井工事について

水源かん養による多様な地下水利用

わが国での水使用形態としては、大きく生活用水や、工業用水といった「都市用水」に、かんがい用水などの「農業用水」に区分され、その他の用水として、養魚用や、公共事業用としての用途で用いられている。中でも、生活用水は、飲料水や、調理、洗濯、水洗トイレといった家庭用水として日常生活にはなくてはならない存在となっています。この生活用水に、地下水を利用している人がかなりの割合を占めています。たとえば、熊本市の生活用水は、すべてを地下水でまかっています。これは、森林の土壌が降水を貯留することで、水質を浄化させる水源かん養機能によることで可能としています。そして、地下水を利用するためには、井戸を掘る必要がありますが、井戸を掘るには、さく井工事が必要となります。このさく井工事についても、安全で、安心できる地下水利用のため、今後もさく井技術の進歩が期待されます。

さく井工事における留意点

さく井工事の手順を簡単に説明しますと、掘削、取水層の選択、砂利充填、仕上げ、遮水といったステップを踏まなければなりません。井戸を掘るため、単に帯水層まで掘れば良いというものではなく、地層を崩壊させないことが大切です。また、電気検層によるスクリーン深度を決定する取水層の選択や、スクリーンや、ケーシング固定などを目的とした砂利充填もさく井工事においては、重要な要素となっています。そのさく井工事における掘削機械の代表的なものには、軟岩や逸水の激しい地盤を掘削するダウンザホールハンマー式、未固結な礫層に適しているパーカッション方式があり、その他にもロータリー式といったものがあります。この掘削機械の選択を間違えますと、良い井戸が困難となります。そして、さく井工事を行うにあたって、国家資格である技能検定を受けたさく井技能士によって施工管理を行うことが良い井戸づくりにつながります。さく井には、色々な条件をクリアさせる必要がありますので、適切な教育と、現場経験が豊富な技術者による管理のもとで、今後も良い井戸づくりが実現されることになります。

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